オーガニック百科事典
オーガニックの基礎知識
オーガニック農業
近代化した農法からオーガニック農業へ方向転換する、言い換えれば農薬を使わないようにすることや科学肥料を使わないようにするなどをすると、多くの場合、それから数年間は収穫量が落ちてしまいます。つまり作物をそだてる環境が元に戻って、またバランスを保つようになるまでには多くの時間がかかるのです。
もともと、収穫までのスピード、そして収穫する量を最優先にして発展させてきたのが近代の化学的な農業なのです。ですから畑の環境、バランスが元に戻ったとしても、収穫する量は化学的な農業の時代よりも下回ってしまうのが当然なのです。
もし、病害が畑で発生したとしてもオーガニックな環境で育てることが目的ですので、畑に農薬を散布するというわけにはいきません。ですので、病害が発生した部分を手間をかけて取り除くしかありません。
このようにオーガニックな食品というのは自然のバランスがもたらすオーガニック農法、つまりこれは自然がもたらしてくれる恵み、そしてそれを生産している人々の日々の努力によって、私たちの手元に届いているのです。地球環境への配慮、そしてもちろんおいしさ、また人間と動植物が健康であることなどのような、それぞれの思いを持ち、今日も生産者達はオーガニックな食品を作ることに一生懸命になっているのです。
また消費者も一緒に、オーガニック農法で作られた食べ物を買うときに選ぶことできちんとオーガニックに作られた物が市場に流通しやすいシステムを作ることがとても大切になってきます。
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