オーガニック百科事典
オーガニック野菜
JAS法とは
昭和二十五年に日本でJAS法が制定されたのですが、その当時の日本は、第二次世界大戦後の混乱によって食料や物質が不足したり、模造食品が多く出回るなどで健康への被害が頻発しました。そこで、食品や物資の品質の改善と物資の取引の公正化が求められました。そこで発足したのが、JAS規格制度です。
また昭和四十五年には、JAS規格が存在する品目については、必ず表示をしなければならないという基準が定められました。つまり、商品を購入しようとする時に消費者の役に立つように改善がなされました。その後さらに、平成十一年にも改正がなされ、消費者に対して販売される全ての食品にも表示することという義務が設けられました。
現在存在するJAS法というのは、戦後の数十年にかけて行われてきた食品に関する整理をしていくというだけの法律なのです。例えば食肉加工品を見てみると、本来はハムと呼んでもいいものは、材料に豚肉が使用されているものだけだったのです。
ですのでJAS法では本来はハムとは、塩漬けにした豚肉をボイル、燻製したものであると定義されるのが正しいように思われます。しかし、日本には独特のハムが存在しています。本来の意味では、ハムではないような商品が日本独自のハムとして定義づけられています。
例を挙げると、プレスハムやチョップドハムなどです。JAS法によってハムであると定義づけられてしまうと、それがいいものであると消費者は勘違いします。このように、JAS法はオーガニックと違いまだ消費者のための法律ではないことがわかりますね。
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